本紹介(督促OL 修行日記)

今回は「督促OL 修行日記」(著:榎本まみ )を紹介します。 

この本は借金督促のコールセンター業務に配属となった著者が債務者に罵声を浴びせられながらも督促を行う体験談です。督促という特殊な業界だからこそ、様々なことを学ぶことができました。例えば、債務者に脅迫めいた言葉を使わずにどう督促するか、債務者に怒鳴られたときにフリーズしない方法など、すぐに応用できそうな内容がかかれております。

 

 特にこの本で印象的に残ったのは、督促業務の存在意義に関するエピソードです。ある日、著者は同僚から、督促を行わないと救える命も救えなくなる可能性があり、そういう人を減らすために自分たちの存在はあるのだという話を聞きいたそうです。私は、そういう見方もあるのだなと感じたとともに、どのような職場でも自分の存在意義を見つけることが出来るのだと感じ、すごく印象に残りました。やや飛躍しすぎな印象もありますが、自身の体験に裏付けられた言葉だから説得力があると感じました。

 

どんなことでもその意義を見つけることは可能だということを学んだいい本です。

興味がありましたら、ぜひ読んでみてください。書店のURLを貼っているので参考にしてください。

購入先HPはこちら