本紹介(言葉のちからをつくる本)

 今日は「指名殺到のスピーチライターが教える 言葉のちからをつくる本」(著:ひきたよしあき氏)を紹介します。最近仕事で相手に説明することの難しさを感じており、説明するには言葉について学ぶことが大切だと考えていました。そんな折、この本を見つけたので読んでみました。

 

 こちらの本は、スピーチライターである著者が言葉(日本語)の特徴や言葉が持つ力の解説、また相手の心を揺さぶる表現方法や言葉を上手に操れるようになる方法などのアドバイスが書かれた本です。

 

 この本ではエピソードノートをつくることを勧めております。エピソードノートとは、見開きの状態にして左側にその年にあった個人的な思い出やエピソードを書き、右側にその年にあった社会的な出来事を書いたものです。これを書くことで、その年にあった個人的な思い出と社会的な出来事がリンクし、自分の言葉で話す力が身につくそうです。特に就活をしている方は面接対策になります。その年にあった個人的な出来事は覚えていても、社会的に何があったかは意外と覚えていないのではないでしょうか。また、自分が起こした行動の背景にはある社会的な現象が関係していたりするかもしれません。

 これ以外にも、漢字で語ることと、ひらがなで語ることの違いなど、なるほどなあ、と感じる内容が多く含まれております。もし興味がありましたら、是非読んでみてください。参考として、下記に書店のURLを貼っておきます。

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