ワクチン接種について

 こんにちは。ブログの主は先週1回目のワクチン接種を行ってきました。ワクチン接種について予備知識がなく、注射する際の痛みがひどいのかなと不安を抱きつつ接種に臨みました。結局、チクっとするくらいで一瞬で終わりました。ほんとに注射したの?っていうくらいあっという間でした。

 よく話に上がるのが、ワクチンの副作用ですよね。周りの人は、1回目の後は肩が上がらないと言っていました。自分はワクチン接種の翌日の朝はそこまで副作用が出ていませんでした(せいぜい注射した場所(肩)が少し痛むくらい)。しかし、夕方から夜にかけて痛みがひどくなり、リュックサックを肩にかけることが出来なくなるくらい左肩が痛みで動かせなくなりました。夜が痛みのピークでしたが(若干頭痛もしました)、その後はだんだん痛みが小さくなりました。今は快調です。

 さて、ワクチンの副作用ってなんで起こるのでしょうか?メカニズムは解明されているのでしょうか?副作用について疑問を持ったので、少し調べてみました。

 結論から言うと、”新型コロナウイルス用ワクチン”の副作用のメカニズムはまだはっきりしていないそうです(※1)。というのも、このワクチンはメッセンジャーRNAワクチンという新しいタイプのワクチンであるからだそうです。情報がまだ不足しているということでしょう。

 従来のワクチン接種は、ウイルスを構成するタンパク質の一部を接種することでした。しかし、今回のメッセンジャーRNAワクチンは、そのウイルスが人体に侵入する時に必要なたんぱく質(スパイクタンパク質)を作るための設計図(=メッセンジャーRNA)を体内に注射しています(※2)

 侵入に必要なたんぱく質の設計図が分かっていれば、その侵入を阻害するようにあらかじめ人体が準備できると考えられます。結果的にそのタンパク質の侵入を阻止できるようになるから、新型コロナウイルスにかかりにくくなる、といったところでしょうか。そうなると、私たちの体はなぜ、侵入に必要なたんぱく質の設計図をもらっただけで、そのタンパク質の侵入を阻止しないといけないと判断できるのでしょうか。気になりますがここでは突っ込まないでおきます。

 

今日は新型コロナウイルスのワクチンについて調べてみました。分からないことが多いみたいなので今後の研究の進歩が楽しみですね!

 

注意:「コロナウイルス」と書くと、過去に流行したウイルス(SARSなど)のことも指してしまい、誤解を招く可能性もあるため、現在流行しているコロナウイルスを「新型コロナウイルス」と呼んでいます。当たり前のことかもしれませんが、ここでことわっておきます。

 

※1:https://smartdock.jp/contents/symptoms/sy010/

※2:https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0021.html