ジョッキ缶の泡の仕組み

今日はアサヒビール株式会社が販売している生ジョッキ缶について解説します。皆さんは生ジョッキ缶のビール飲んだことはありますか?

 

蓋がオープン型になり、泡がモコモコ立つが見れて面白いビールだなって感じてます。ビールの泡を楽しむことが出来るので見つけたら購入しています。今でも地元のコンビニに置かれたとたんに売り切れになるので、相変わらず大人気な商品です。

このジョッキ缶ですが、なぜ泡がこんなに立つのか疑問に思ったことはありませんか?

 

自分は興味を持ったので調べてみました。

 

泡がモコモコ立つ理由は缶内壁の表面形状にあるそうです。ジョッキ缶の内壁は表面がデコボコしています(通常のビール缶はツルツルしているそうです)。このデコボコした表面において泡が発生しやすくなるため、泡立ちがよくなります。

 

この缶の表面構造については販売元であるアサヒビールが特許を取っています(※1)

この特許によると、缶内壁は直径10μm~60μmのくぼみ穴がたくさんできているそうです。また、この穴は複数の成分を持つ塗料を用いて作られているそうです。ある温度で乾燥させると溶融・揮発するワックスを少量混ぜて、ワックスが存在する部分が過熱除去される部分がくぼみとなる仕組みです。

 

また、一部の人が缶内壁を顕微鏡で調べており、確かに表面がデコボコしています(※2)

 

※1:https://astamuse.com/ja/published/JP/No/2021080014

※2:https://togetter.com/li/1699112

 

今回はジョッキ缶の内壁の仕組みについて調べてみました。表面形状を変えるだけで、泡立ちって結構変わるんだなと感心しました。

今後も興味があったことを調べていきます!