USBの構造について

今日、手元にあったKindleにPCのデータを移そうとしたのですが、USBが反応してくれませんでした。充電は始まったので、断線が起きているわけではなく、30分くらい原因探しを行っていました。すると、あることがわかり、たまたまもっていた別のUSBを使ったところ、ちゃんと接続でき、データを転送することができました。

 

ということで今回は、なぜ最初USB接続が上手くいかなかったのかについて、調べたこと紹介します。結論から言うと、最初のUSBは給電のみ行えるタイプのケーブルだったからです。

 

USBケーブルには以下の3つのタイプがあります。

1.給電(充電)のみ行えるタイプ

2.データ通信のみ行えるタイプ

3.給電・データ通信、両方行えるタイプ

 

また、USBケーブル(タイプA)の構造を以下に示します。
(画像は下記URLのブログから引用させてもらいました。)

https://nettble.com/usb-kozo.html

このように、USBは4つの線から構成されており、上の図でいうと、こうなります。

1と4のみ接続(2と3は短絡):給電(充電)のみ行えるタイプ

2と3のみ接続:データ通信のみ行えるタイプ

1~4すべて接続:給電・データ通信、両方行えるタイプ

 

つまり、最初データ送信が出来なかったのは、上でいう、1と4のみ接続されたUSBケーブルだったからです。正直、USBにそんな種類分けが存在するとは思いませんでした。たまたまデータも変換できるタイプを持ってたので、電気屋さんに駆け込まなくて済みました(笑)(尚、説明ではタイプAを例に挙げましたが、実際に自分が使ったUSBはタイプBです。)

 

しかし、じゃあなぜ、給電用とデータ通信用が分かれているのか疑問に思いましたが、明確な答えを見つけられませんでした。恐らく、データ通信の場合は電気を流したり、止めたりを繰り返さないといけなく、一方で給電の方は絶えず電流を流し続ける必要があり、両方を同時に行うことができないためなのだろうと推測してます。

(詳しい方、教えてください)

 

今回は日常生活で疑問に思ったことを紹介しました。

ではまた